グルメサイクリング in 綾 – 大会の魅力 –

前回に引き続き、西都市街から出ます。

大会情報はこちら

テーマを「ヘルシー」に設定し、綾の野菜や湯豆腐など、体に優しいものをいただける、

また、初心者にも十分に楽しんでいただけるサイクリングです。

お土産もたくさん準備しております。

どうぞ、綾の街並みと食を存分に味わってください。

<2月4日(日)大会が開催されました!>

天気は晴れ、最高気温は4℃。
とにかく寒い朝です。
西都市 ガイダンスセンターこのはな館 には、西都から綾67キロのサイクリングを楽しみにエントリーした
サイクリスト達が、この冬一番寒いのではないかという午前8時過ぎ、今か今かとスタート時間を待っています。

アプロード エースM氏。
自転車もヘルメット姿も決まっています!

M氏、おもむろに準備運動をはじめました。

午前8時30分、いよいよ綾までのサイクリングがスタートしました。

甘かった。とにかく考えが甘かった。
初っ端からとんでもなく急で長い下り坂。
バイクのスピードが坂で加速されていきます。
怖い、怖い・・。恐怖のあまり、「すみません、自転車降ります!」とバイクから降り、引きながら走って坂を下りたわたし。
大会スタッフの方は「え?」と。驚きしかないですよね。
こんな人間は大会に参加してはいけません。本当に申し訳ございませんでした。

坂を下り終わり平坦な道へ。
気を取り直しバイクにまたがり、とにかく遅れを取り戻すべく、ペダルを必死にこぎました。
M氏、かなり前の方でわたしを待っていてくれていましたが、あまりにも追いついてこないので、とっとと先に行ってしまいました。

想定以上に山を越えるコース。地獄の上り坂と恐怖の下り坂の繰り返し。
上り坂は自分との戦いです。
サイクランドおくぐち様からレンタルした、かっこいいロードバイクのギアを巧みに操り、根性で座ったままでペダルを必死にこぎました。

やっと、第1休憩所 入野橋公園 にたどり着きました。
そこにいる参加者はわたし一人。みんな酒泉の杜に向かってとっくに出発しています。
大会スタッフに混じらせていただき、豆腐をいただきました。
温かくて優しい味と、皆さんの優しさに、ひと時の癒しをいただきました。

気を取り直して酒泉の杜に向けて出発。
再びの上り坂と下り坂を繰り返し、ようやく酒泉の杜へ到着。
わたしをおいて行ったM氏と対面できホッと一息。。つく暇もなく、かなり皆さんに遅れを取っていたので、すぐに昼食会場を目指します。

着きました!木造建てのおしゃれなカフェ「茶房空間」さん。

敷地内でお弁当と飲み物、お菓子をいただき、店内へ。
店内の木のぬくもり漂うステキな空間。
ここでもホット一息です。

M氏とランチを堪能し過ぎ、気付いたら周りに人がいない!
慌てて二人で外に出て、西都市 ガイダンスセンターこのはな館に向けて出発。
今まで走って来た道の、折り返しコースです。

M氏の後を必死で追いましたが、M氏の姿は全く見えず、先の見えない不安と恐怖がわたしを襲います。
体力と気力が限界となり、バイクド素人のわたしは約22キロ地点でリタイア。
大会スタッフの方はみなさんはとても優しく、「大丈夫ですか?」と声をかけていただきました。
本当に、本当に、すみませんでした。

大会スタッフの方が運転する軽トラに乗せてもらい、M氏を探します。
思いのほかM氏は前へ進んでおり、必死に上り坂でペダルをこいでいるM氏に、軽トラから満面の笑顔で声援を送りました。
M氏は少し驚いていました。が、実はこのシチュエーション、初めてのことではありません。
10年前にM氏と一緒に参加したマラソン大会でも、わたしは途中棄権をして、ゴールまで輸送されるバスの中からM氏へ声援を送ったことが。。
時代は繰り返されますね。M氏はわたしのことをあまり気にせず、ペダルをこぎ続けていました。

M氏より一足先にゴールへ到着したわたしはM氏のゴールを今か今かと待っています。

M氏、ゴール会場へ帰ってきました。
おめでとう。完走です!

M氏 ゴールの「敬礼」

ピーマン、クッキー、焼酎などのお土産をたくさん頂き満足して会場を後にしました。
バイクド素人のわたしはとにかく高低差に怯えてしまいましたが、真のサイクリストの皆さんは、上った後にやってくる下り坂が最高に気持ちがいいんだと思います。
わたしも次回は、高低差を楽しめるよう、バイク修行に励みます。

食事も美味しく、大会スタッフの方みなさんはとても優しく、素晴らしい大会でした。
参加させていただき感謝です。
ありがとうございました。

取材:なるみ/あさよし 記事:あさよし

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